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@機能性構音障害
構音(発音)の誤りを引き起こす明らかな原因がないにも関わらず、構音(発音)の誤りが固定化した場合を言います。
「さかな」→「たたな」というように、「サ行」が「タ行」に、「か行」が「タ行」に変わってしまう状態です。これは1音でいっても「さ」が「た」に誤ります。誤りを治させようとしても自分では「さ」といっているつもりなので直せません。正しい構音の仕方を再学習させてあげることが必要です。


A運動障害による構音障害
発音の異常が音を作り出す発語器官(のどちんこ・唇・舌等)の麻痺や運動の低下により生じてくる場合です。脳性麻痺やダウン症(発音だけの問題ではありませんが・・・)や事故や病気などで脳障害を起こし運動障害を伴う場合です。目的とした音をいおうとしても筋力がないために、はっきりといえずに発音が不明瞭になってしまいます。発語器官の力をつけながら聞きやすい音にしていく必要があります。


B器質性構音障害
発語器官の構造上の異常により起こる構音障害をいいます。代表的な構造上の問題は口唇・口蓋裂です。子供は音を作るのに必要な器官が損傷している場合、それを代償しようとして、本来は正しくない器官で音を作ろうとします。本来作られる器官で音を作らないために、出てくる音は正確ではなく、ほかの人には聞きにくい誤った音に聞こえてしまいます。構造上の問題を医学的に解決した後に異常な音(誤った音)を正しい音に治していく必要があります。


そのほかにも聴覚障害による構音障害や、厳密にいう構音障害ではありませんが、聞き手が違和感を持つ吃音も言葉の障害に分類されます。

子供の言葉の問題は大きく分けてして発音(構音)と言語発達の障害があります。
また、大別した問題をさらにいくつかのタイプにわけることができます。
これらのタイプによって訓練方法やお母さん方の働きかけも少しずつ違ってきます。
お子さんの言葉の問題がどんなものか知っておくことは、言葉の問題を改善・発達
の促進をするために大変重要なことです。

言葉の発達の障害(以下言語発達遅滞)は何らかな理由で同年代の子供に比べ言葉が遅れている状態を言います。

@知的発達に伴う言語発達遅滞
子供の発達には運動・知的・生活自立・社会・言葉というようにさまざまな領域での発達があります。それぞれの発達が決まった順にばらつきなく横並びに発達していきます。このタイプのお子さんは言葉の発達だけが遅れているのではなく、他の発達領域においても言葉の遅れと同等に同年代のお子さんと比べて遅れています。ですから、言葉の訓練だけしていても言葉は促進されにくく、全体的な発達を促進していく必要があります。

A言葉に限局した言語発達遅滞
運動・生活・遊びも他の同年代の子供と同じようにできるにも関わらず、お母さんの言っていることや周りの話していることが理解できていないようだし、おしゃべりの遅い!!といった場合です。おしゃべりが遅いことに注目しがちですが、言葉が理解できていないためにおしゃべりも遅くなってきます。言葉の理解力をつけてあげる必要があります。

Bおしゃべりに限局した言語発達遅滞
運動・生活・遊びのみならずお母さんや周りの言うことは、同年代のお友達と同じようにわかっているのに、言葉が出てこない・かなり遅い・話し方がたどたどしい・・といった場合です。「話す」という言葉の発達に問題がありますから、おしゃべりの訓練に焦点を当てた訓練を行います。訓練が必要なタイプのお子さんです。


C自閉的傾向を伴う言語発達遅滞

言葉は人とコミュニケーションをとるために用いられる道具のようなものです。ですから、その道具を「使うぞ!!」と思わないとその道具は使えません。自閉的な傾向があると言葉を持っていても、それをコミュニケーションの道具として使うことが非常に下手くそになってしまいます。ですから、言葉をすこししか持っていない場合でもその言葉を増やすことと同時にその言葉を使う練習をする必要があります。


それ以外にも聴覚障害による言語発達の遅れもあります。

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